a wonderful experience
in Osaka
1. プロジェクトの概要と背景
大阪はミナミの道頓堀。海外にも知られるこの街は、戦前の頃にはたくさんの芝居小屋で賑わっていました。あちらこちらで、いわゆる「芝居小屋」が点在し、その文化は令和になっても「大衆演劇場」として引き継がれています。この、大衆現劇場が日本一多い地域が、まさしく大阪なのです。
大衆演劇の魅力といえば、なんと言っても「間近で感激できること」です。
美しい和装を纏った役者たちが、演技や舞踊を披露する舞台を、実に近い距離で楽しむことができます。
また、男性でありながら、ため息が出るほど美しい女性を演じる役者も多いのも、大きな魅力です。胸を強調したり、肌をみせたりしなくても、着物の着方や仕草だけでとても艶っぽく見事に演じてみせる様は、男性だと気付かない観客もいるほどです。庶民にとって身近な大衆演劇は、日本が誇る着物文化の良さを改めて感じさせてくれる芸術でもあります。
しかし、今この大衆現劇が業界全体で危機にあります。
コロナ禍はもちろん、ようやく落ち着いた日常が戻りつつある今も、観客が激減したままで、大変厳しい状況の劇団、劇場が数多く存在しています。もともとリーズナブルな値段設定の大衆演劇は、3時間ほど芝居や舞踊を満喫し、最後は役者たちによる観客のお見送りサービスまでありながら、値段は入場料は1500円〜2300円程度の劇場が多いです。まさに庶民が日常的に気軽な気持ちで楽しめる芸術文化として根付いてきましたし、海外からの観光客にも大いに喜んでもらえる内容であることは言うまでもありません。低価格で満喫できる大衆演劇をこのまま絶やさない為にも、一人でも多くの邦人・外国人に劇場へ足を運んでいただき、その楽しさに触れていただきたいと心から願っています。
そんな願いから、大阪が誇る「大衆演劇」の素晴らしさを広め、少しでも業界に貢献できればと、こちらのプロジェクトを立ち上げました。
2. 活動概要
大衆演劇ツアー (2017年からの参加数200名以上、2020-2022年は休止)
大衆演劇に使用されている着物や鬘等の体験(画像参照)
3. イベント開催(ハロウイン、花魁道中など)
開催:2023年10月28日(土)
場所:心斎橋付近
4. 協力団体とパートナーシップ
ソルドジャパン株式会社
株式会社トリプルリング
5. 連絡先情報
大阪府大阪市港区築港4-4-23
大衆の文化を愛でるプロジェクト
geishatheater@gmail.com
大阪の大衆文化を愛でるプロジェクト
大阪の大衆文化を愛でるプロジェクト